このガイドでは、DioDocs for Pdf を使用してテキスト「Hello、World!」を描画したPDF ファイルを生成するプログラムの作成方法について説明します。

DioDocs for PDF のアセンブリは、.NET Standard 2.0 をサポートするすべてのターゲットで使用できます。 このチュートリアルでは、.NET Core コンソールアプリケーションを構築する方法を示します。 Windows 用の Visual Studio、macOS 用 Visual Studio for Mac、そして Linux では Visual Studio Code で実行するために必要な手順を説明します。

コンソールアプリケーションを作成する

Windows 上で Visual Studio を使用する

  1. Visual Studio を開きます。
  2. 新規の .NET Core Console Application を作成します。
  3. ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、NuGet パッケージの管理 をクリックします。
  4. 右上の パッケージソース で、nuget.org を選択します。
  5. 左上の「参照」タブをクリックし、検索文字列として "GrapeCity.DioDocs" と入力します。いくつかの GrapeCity.DioDocs パッケージがリストされているはずです。
  6. GrapeCity.DioDocs.Pdf.ja を選択し、インストールをクリックします。ライセンス契約に同意します。
これにより、アプリケーションに必要な参照が追加されます。下の コードを追加する トピックにジャンプして、PDF を生成するようにアプリケーションを変更することができます。

Visual Studio for Mac を使用する

  1. Visual Studio for Mac を起動します。
  2. 新規の .NET Core Console Application を作成します。
  3. 左側のツリービューで 依存関係 を右クリックし、パッケージの追加 を選択します。
  4. 検索 パネルで、"GrapeCity.DioDocs" と入力します。
  5. 左側のパネルのリストから GrapeCity.DioDocs.Pdf.ja を選択し、パッケージの追加 をクリックします。
  6. ライセンス契約に同意します。
これにより、アプリケーションに必要な参照が追加されます。下の コードを追加する トピックにジャンプして、PDF を生成するようにアプリケーションを変更することができます。

Linux、Windows、macOS で Visual Studio Code を使用する

  1. ターミナルウィンドウ(Visual Studio Code 内のターミナルを使用できます)で、次のコマンドを入力します:
$ mkdir ~/MyApp # アプリケーション用のディレクトリを作成する
$ cd ~/MyApp
$ dotnet new console # MyApp.csproj と Program.cs ファイルを使用して .NET Core アプリケーションを作成する
  1. Visual Studio Code を開きます。
  2. 拡張機能 から Nuget Package Manager をインストールし、それを有効にします。インストール済みの場合はこの作業は不要です。
  3. Visual Studio Codeで、Ctrl+P を押下してファイルコマンドボックスを開き、> と入力して、開いているリストで "Nuget Package Manager: Add Package" を検索し、クリックします。
  4. 表示された検索ボックスに "GrapeCity.DioDocs" と入力し、Enter を押下します。これにより、利用可能な GrapeCity.DioDocs パッケージの一覧が表示されるはずです。その中に GrapeCity.DioDocs.Pdf.ja というパッケージがあります。
  5. それを選択します。これにより、そのパッケージへの参照が .csproj ファイルに追加されます。これは次のようになります:
<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">
    <PropertyGroup>
        <OutputType>Exe</OutputType>
        <TargetFramework>netcoreapp2.0</TargetFramework>
    </PropertyGroup>
    <ItemGroup>
        <PackageReference Include="GrapeCity.DioDocs.Pdf.ja" Version="3.0.0.415" />
    </ItemGroup>
</Project>
  1. ターミナルウィンドウで、次のコマンドを入力してアプリをビルドして実行します:
$ cd ~/MyApp
$ dotnet restore # MyApp.csproj の参照パッケージを取得する
$ dotnet run # 既定のアプリを実行する
この時点で、"Hello, World!" がターミナルウィンドウに表示されます(新規コンソールアプリケーションの既定の動作です)。代わりに PDF を生成するようにアプリケーションを変更してください。

コードを追加する

Visual Studio または Visual Studio Code で Program.cs を開き、次のように変更します:
using System;
using System.Drawing;
using GrapeCity.Documents.Pdf;
using GrapeCity.Documents.Text;

namespace MyApp
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            // 新規 PDF ドキュメントを作成します:
            GcPdfDocument doc = new GcPdfDocument();
            // ページを追加して、そのグラフィックスを取得します:
            GcPdfGraphics g = doc.NewPage().Graphics;
            // ページ内に文字列をレンダリングします:
            g.DrawString("Hello, World!", 
                // 標準的なフォントを使用します(標準的な14種類の PDF フォントは
                // DioDocs for PDF に組み込まれており、常に利用可能です):
                new TextFormat() { Font = StandardFonts.Times, FontSize = 12 },
                // ページ座標は左上隅が原点です。標準では72 DPIです:
                new PointF(72, 72));
            // PDF を保存します:
            doc.Save("HelloWorld.pdf");
        }
    }
}
ここでアプリケーションを実行します:
$ cd ~/MyApp
$ dotnet run # MyApp を実行する

これで DioDocs for PDF を使用した PDF ファイルが生成され、HelloWorld.pdf がプロジェクトディレクトリに保存されます。

基本的には同じプログラムが Hello, World! に実装されているので、実際の動作を試すことができます:

これでチュートリアルは終了です。Dio Docs for PDF の詳細は、製品ヘルプ を参照してください。